インラック・シナワトラ前タイ首相はドバイへ逃亡したと8月26日に前首相の党の幹部が発表した。その前日、インラック前首相は、最大で10年の禁固刑となる職務怠慢に関する判決の場に現れなかった。
インラック前首相が所属するタイ貢献党は、インラック前首相がシンガポールを経由してドバイへ逃げたと発表した。ドバイでは、同じく元首相だった兄のタクシン・シナワトラ氏が汚職をめぐる2008年の禁固刑を避けるために自主亡命で暮らしている。
裁判所は、インラック前首相の逮捕令状を発効し、9月27日に判決を読み上げる。