イスラエルの考古学者らは8月23日、ビザンチン時代のユスティニアヌス皇帝とギリシア正教の高位の修道士の名前が記された1500年前のモザイク床の一部を公開した。
エルサレム東部の城壁に囲まれた旧市街での採掘作業の監督であるデビッド・ゲルマン氏は、このあたりは考古学上の発見が豊富な場所ではあるが、このような碑文が見つかることはめったにないと語った。「当時の人々からの直接の文や手紙は比較的稀だ」と述べた。
このギリシア語の碑文は、紀元前550年か551年のもので、同市内のダマスカスゲート付近に巡礼者向けの宿と思われる建物の建設を記念するものだ。
旧市街はエルサレム東部に位置する。