一般的ながんの治療に代替療法を選んだ人々は、標準的な治療を選んだ人々よりも死亡する確率が最大で5倍高くなると、新しい研究が8月18日に明らかにした。診断から5年後の死亡リスクは、「乳がんと結腸がんで最も高かった」―それぞれ5.6倍と4.6倍高くなった―と、論文の筆頭著者でコネチカット州のエール大学医学部のスカイラー・ジョンソン氏は語った。手術や放射線治療、化学療法を拒否し、ハーブやビタミン、ホメオパシー、特別な食事法など、あまりオーソドックスでない療法を選んだ肺がん患者は死亡率が2倍ほど高かったと、同氏は『ジャーナル・オブ・ザ・ナショナル・キャンサー・インスティテュート』誌で報告した。