アメリカと韓国の研究者らは、伸ばしたりねじったりすることで発電できる新たな糸を開発したと、ある研究が8月24日に発表した。この素材は「ツイストロン」と呼ばれ、海の波の動きからエネルギーを生み出すのに使うこともできると、『サイエンス』誌に掲載された論文は伝えている。
「ツイストロンというエネルギー収集機についてイメージする最も簡単な方法は、糸を持って、伸ばし、電気が生み出されるということ」と、共同著者でダラス州テキサス大学のカーター・ハインズ准教授は述べた。この糸はカーボン・ナノチューブでできており、カーボン・ナノチューブとは炭素でできた中空の管で、直径が人の毛髪の1万分の1よりも小さい。