タイの広告代理店は、野良犬をバンコクの通りの監視者に変えることのできる「スマートベスト」を開発した。このベストには隠しカメラとセンサーが搭載されている。犬が大声で吠えると、搭載されたカメラがコンピュータにライブ映像を送る。
タイのほとんどの都市の通りには野良犬がおり、スマートベストの開発者は、これで犬にとっても地域にとっても助けになるだとうと考えた。
「このベストは、野良犬が地域の夜警になれると、人々に感じさせるだろう」と、Pakornkrit Khantaprapさん(28)は語った。彼は、サムスングループ傘下のマーケティング会社Cheilで働いている。
プーケットを拠点とする動物愛護団体のSoi Dog Foundationのマーティン・ターナーさんは、このベストを歓迎する。Soi Dogは、タイ全国の野良犬と野良猫を守るために活動している。
Khantaprapさんは、このベストは試験導入を開始する前にまだ多くのテストが必要だと述べた。