井口資仁選手にとっておとぎ話のような結末だった。井口選手の引退を前にしたプロとして最後の試合で、この42歳の人(井口選手のこと)はスタンドに打球を叩き込んだ。千葉ロッテマリーンズは9月24日に北海道日本ハムファイターズとホームで試合をし、この2点本塁打で9回裏に同点とした。
マリーンズはその後、延長12回4対3で勝利した。
「ホークスで8年間、メジャーリーグで4年間、マリーンズで9年間プレーしてきました。常に、挑戦者の気持ちでプレーしてきました」と井口選手は、試合後の引退式で語った。
井口選手は日米通算で、2254安打、295本塁打、1222打点で21年間のキャリアを終えた。日本シリーズを3回、ワールドシリーズを2回制覇している。
マリーンズは井口選手に次期監督になるように打診している。報道によると、井口選手はこのオファーを受け入れると見られる。