労働人口に加わっている既婚女性が増えている ― 高収入の夫と一緒に暮らす人でさえも ― ということを、厚生労働省が9月27日に報告書で明らかにした。
厚生省では、雇用率 ― 就労年齡に達している人口のうち、雇用されている人の割合である ― を確認した。かつては、既婚女性の雇用率は、夫の収入が高いほど減少していた。しかし、この報告書によると、近年では、夫のすべての収入水準で、この割合は上昇しているという。
「家族をお金の面で支えるためだけではなく、自分の意思で働きたいと思っている女性が増えている。仕事と子育て、介護のバランスをとることがずっと重要性を増していくだろう」と同省は述べた。
安倍晋三首相は、日本の労働者不足に取り組む政策を進めてきた。この政策は、労働力に加わる女性の増加を促進することを狙っている。