朝食を抜いたり、一日の始まりにまともに食べなかったりする人は、動脈硬化を発症する可能性が2倍高くなると、研究者らは10月2日に発表した。この研究は心臓病学会誌『Journal of the American College of Cardiology』に発表され、症状や疾患が現れるはるか以前の段階で動脈への損傷の兆候があることを明らかにした。
「いつも朝食抜きの人は、生活スタイルが全般的に不健康である可能性が高い」と、論文の執筆者で、マウントサイナイ病院の心臓科医、バレンティン・フステル氏は話す。「この研究は、朝食を抜くことが、心臓病のリスクを抑えるために人々が積極的に変えることのできる悪い習慣の1つだということを示す証拠を提供している」。