神戸製鋼は10月8日、約200社に出荷されたアルミと銅製品の一部について検査データが改ざんされていたと発表した。神戸製鋼は影響の出る会社名を公表していないが、改ざんされたデータで出荷されたアルミ製品はトヨタ自動車の製造する自動車や三菱リージョナルジェット製の飛行機にも使用されていたことがわかっている。神戸製鋼は、製品の強度などの検査データは、顧客への仕様書を満たさない場合、書き換えられていたと述べた。神戸製鋼の梅原尚人副社長は、社員が製品を届ける納期に間に合わせることへの「圧力を感じていた」と述べた。