自動車メーカーが新車のダッシュボードに詰め込んでいる娯楽のための機能が、危険なほど長い時間、ドライバーの視線を道路から離し、手をハンドルから放させていると、新しい研究が伝えている。10月5日に発表された研究は、ユタ大学のデイビッド・ストレイヤー教授による最新の研究で、ストレイヤー教授は自動車に搭載された娯楽のための機能が安全に及ぼす影響について2013年から調査してきた。
自動車メーカーは今では、ドライバーがソーシャルメディアやEメール、テキストメッセージを利用できるように、さらに多くの娯楽のための機能を搭載している。自動車はかつてはわずかなボタンとノブしかなかったものだ。今では、ハンドルやダッシュボードに50個ものボタンがついている自動車もある。