クリオネ(巻貝の一種)の新種が富山湾内で見つかったと地元の大学が10月12日に発表した。この発見は、富山大大学院のZhang Jing教授が率いる研究チームによるものだ。Zhang教授は、日本で最も深い湾の1つである富山湾内の生態系を研究している。研究者らは、この種 ― クリオネでは5番目の種 ― が以前発見されたものではないことを確認した。「(北極付近の)冷たい海に生息する生き物をこんなに南に離れた場所で発見するとは驚きだ」とZhang教授は語った。クリオネは「海の天使」としても知られ、主に北極や南極周辺の冷たい水域に生息している。