フランスのケーキとバターは海外で人気を高めており、需要の高まりにより、フランスのスーパーマーケットでは乳製品が品薄となっている。公式のデータによると、バターの価格は1年で60%上昇したという。この価格上昇は、フランスの菓子輸出業者に問題をもたらしており、クリスマスのごちそうが不足する恐れがある。ブルターニュ地方やノルマンディー地方などでは、報じられるところによると、バター不足が最も深刻だという。フランスの乳製品生産組合の会長Dominique Charge氏は、フランスのラジオ局RTLに対し、バターは「中国や中東などの新興経済圏で需要がますます高まっている」と語った。