オーストラリアのジャーナリストがニュージーランドの新首相の名前の正しい発音を調べようとしたとき、彼は意図せずに直接首相に辿り着いた。
ニュージーランド・ヘラルド紙によると、オーストラリアのABCラジオ局のタイガー・ウェッブ氏がジャシンダ・アーダーン新首相の名字の読み方を調べるために、ニュージーランド議会に10月20日に電話をかけたという。アーダーン氏は、10月26日に首相に就任することになっていた。
ウェッブ氏は、アーダーン新首相の労働党に電話を転送され、他ならぬアーダーン氏本人が電話に出た。彼女はウェッブ氏に、彼女の名字は「アーダーン」と発音すると教えた。
「面白かったですよ。私はそのとき会議中で、私のデスクの電話が鳴りはじめました。そんなに多くは鳴らないので、電話のところへ行って、見ると国際電話だったので、電話を取っただけです」と、アーダーン氏はヘラルド紙に語った。
この短い電話での会話は、感銘を受けたウェッブ氏がこの出来事についてツイッターに投稿した後、ツイッターで活発な冗談の言い合いを引き起こした。
ニュージーランドで、過去150年余りで最も若い首相となるアーダーン氏(37)は、9年間保守政権下にあった国をよりリベラルな方向へ導きたいと考えている。