タイのプミポン・アドゥンヤデート国王が死去してから1年以上が経ち、遺骨と遺灰が10月29日に安置された。5日間の葬儀の最終日に、遺骨と遺灰が王宮と2つの寺院に安置された。葬儀は生中継され、新しい国王のマーハ・ワチラロンコン氏が執り行なった。
葬儀の最後に、プミポン前国王の遺灰はエメラルド寺院から2つの王立寺院に移送された。それ以前に、前国王の遺骨はバンコクのグランドパレスから、前国王が夕食会やレセプションをかつて開いていたチャクリーマハープラーサート宮殿へ運ばれた。
プミポン前国王はチャクリー王朝ラーマ9世とも呼ばれた。プミポン前国王の遺骨はラーマ4世、5世、7世、8世とともに安置される。
プミポン前国王は2016年10月13日に88歳で亡くなった。タイの多くの人々は、プミポン前国王を父のような存在として見ていたので、死去に際しては悲しみに打ちひしがれた。