『アメリカ科学アカデミー紀要』に10月23日に発表された新研究で、母親は泣き叫ぶ赤ちゃんに同じように反応する傾向―赤ちゃんを抱き上げたり、話しかけたりするなど―があり、母親の反応の仕方は母親の脳の回路にプログラムされていると見られることがわかった。
研究チームは、11ヵ国の母親684人を対象に、彼女たちが生後5ヵ月前後の乳児と触れ合っている動画を分析した。やりとりの分析では、赤ちゃんが泣いたときには、抱き上げたり、話しかけたりして反応する可能性が高いことが示された。すべての国で同じような結果だった。