日本は11月10日、スピードスケートのワールドカップ、女子団体追い抜きで、世界記録を0.02秒更新した。
高木美帆選手と姉の菜那選手、佐藤綾乃選手は2分55.77秒のタイムで楽々と勝利を収めた。これにより、カナダのカルガリーの高地で出されたカナダによる2009年の記録を破った。
2月の平昌オリンピックの予選でもあるこの大会で、オランダは2位、カナダは銅メダルを獲得した。
「今回がシーズン初のレースで、私たちは(記録を破ることを)目標にしてはいませんでしたが、素晴らしいタイムでゴールできました」と、オランダにリードをつけてレースのスタートを切った高木美帆選手は語った。「皆で夏の間に練習して経験を積みました。私たち一人一人が上達しています」。
他のレースでは、日本の小平奈緒選手が女子500メートルで37.29秒を出し、10回目のワールドカップ優勝を果たして、表彰台の頂点に立った。オリンピック2連覇の韓国の李相花選手は37.60秒で銀メダルだった。
「1位でゴールできるのはいい気分です。(この勝利で)自信を高めたい」と小平選手(31)は語った。小平選手は、今回の500メートル競技で連勝記録を17に伸ばした。