日本の大学4年生の約65%が1社以上の内定を断っていたことが、11月13日にインターネットでのアンケート調査で示された。この調査結果は、雇用者が新卒者を見つけるのに苦労していることを示す兆候だ。
この調査は10月初めに就職情報会社のリクルートキャリアによって実施された。全部で1,529人の大学4年生がアンケート調査に回答した。このうち92.1%が、10月1日の時点で1社以上から内定を受けたと回答した。この大学4年生のうち、64.6%が1社以上の内定を断った¥2012年にこの調査を開始してから最高レベルとなった。
企業はたいてい、学生が卒業する何カ月も前から採用活動を開始する。会計年度は4月始まりだ。
「今年は企業では例年よりも多くの内定を出しており、2社以上から内定を確保している学生が増えていて、内定辞退の割合が増えている」と、リクルートキャリアの幹部社員は述べた。