ロシアは11月17日の国連安全保障理事会で、シリアでの化学兵器による攻撃について誰に責任があるかを究明するのに役立ったかもしれない決議案に拒否権を行使した。
日本が起草した決議案は、共同調査団(JIM)がその権限を1ヵ月延長できるようにするものだった。JIMは、少なくとも3件の攻撃について調査をした専門機関だ。その権限の期限は11月16日に切れた。
JIMの調査で、シリアが4月4日にハーン・シャイフーンの町の空爆でサリンガスを使用したことが分かった。ロシアはこの結果を「偽りの調査」だと呼んだ。