ドイツのテレコミュニケーションを司る監督機関は11月17日、子どもを確認するために親が使用することのできるスマートウォッチの販売を禁止すると発表した。こうした機器は、ドイツの厳格な監視に関する法律に違反しているという。ドイツ連邦ネットワーク庁は、スマートウォッチをインターネットで販売する複数の企業に対してすでに行動を取ったと発表した。同庁では、スマートウォッチを破壊するように親に促している。スマートウォッチは、5歳から12歳の子どもを対象にし、ドイツの市場に出回っている。この決定は、2月に同庁が出した、話す人形の流通を禁止する決定に続くもので、こうしたソフトウェアは個人情報を明かすためにハッキング被害にあう恐れがあるとしている。