大気汚染の微粒子にさらされている男性は、精子が小さく、異常な形に変形する可能性があると、11月22日にある研究が発表し、このことは「かなりの数のカップルが不妊に悩むことになる可能性がある」と警告した。
台湾の15歳から49歳までの男性と少年6400人以上について、2001年から2014年のデータを分析した結果、「正常な」精子の減少とPM2.5の汚染にさらされていることとの間に「高い相関関係」が見られたとこの研究は述べている。医学誌『職業・環境医学』に掲載された研究結果によると、その相関は、3カ月の短期間さらされた場合でも、2年間の長期にわたってさらされた場合でも観察されたという。