10月に宇宙で観測された岩石質で葉巻のような形をした物体は太陽系外の別の恒星系から飛来したと、天文学者らは11月20日に述べ、前例のない観測だったと認めた。この発見により、他の恒星系がどのように成り立っているかについて手がかりが得られる可能性があると、イギリスの科学誌『ネイチャー』に論文を掲載した研究者らは述べた。この小惑星は発見者によって「オウムアムア」と名付けられ、全長が約400メートルでかなり細長い―おそらく幅に比べて長さがおよそ10倍ある。
このような変わった形状は、太陽系内で形成されて観測された約75万の小惑星や彗星には前例がないと研究者らは話している。