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2017年12月15日号掲載の記事(ST編集部訳) print 印刷用に全て表示
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Samples of 'yeti' have DNA of bears, new study says (p. 3)

「雪男」の標本、遺伝子分析でクマと判明

イエティ(ヒマラヤに住むとされる雪男)は本物か、それとも伝説か? 11月28日に発表された新しい研究は、そのことについては完全には答えていないが、イエティはクマと関連がある可能性があると発表した。

『英国王立協会紀要B』に掲載されたこの研究は、イエティのものとされる9つの試料を検証した。科学者らは、骨や歯、皮膚、髪の毛などが含まれるその試料の遺伝子分析をした。

伝説では、イエティ―雪男とも呼ばれる―は、ヒマラヤ地域に住んでいる類人猿のような獣だと言われている。

今回の分析で、試料の8つは、ツキノワグマ、ヒマラヤヒグマ、またはウマグマのいずれかのものだったことがわかった。残り1つは犬のものだった。

「このことは、イエティ伝説が生物学的な事実に根ざしていて、それが現在その地域に生息するクマと関係があることを示唆している」と、今回の研究をリードした生物学者のシャーロット・リンドクビスト氏は語った。

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