マンハッタンのミッドタウンに、毎年恒例のロックフェラーセンターのクリスマスツリーの点灯式を見ようと、数千人が集まった。
高さ22.8メートルのドイツトウヒは、色とりどりのLED5万個で飾られた。午後9時ちょうどを前にニューヨークのビル・デブラシオ市長がスイッチを入れると、LED電球に灯りが灯った。
ペンシルバニア州チェスタースプリングスのKaren Calistraさんは、この光景を見たのは今回が初めてだと話した。
「それは何か新しくて楽しい、映画で見るようなものでした」とCalistraさんは語った。「私たちはいつも点灯式を見たいと思っていました。それは1年の中で魔法のような時間です」。
ホリデーシーズンのこの習わしは1931年に始まった。今年の木はペンシルバニア州のステートカレッジ産のものだった。ホリデーシーズンが終わった後は、世界中で質の悪くない手ごろな価格の住居を建てる支援をしている非営利団体ハビタット・フォー・ヒューマニティの材木として活用される。