日本中の小学生が12月11日、2020年東京オリンピック・パラリンピックの公式マスコットを選ぶ投票を開始した。子どもたちに最終決定権を与えるこうした選考過程は初めてだ。
1クラスにつき、1票を3セットの候補の中から選んで投票する。投票は2月22日に終わり、オリンピック・パラリンピックのマスコットのペアが選ばれる。結果は2月28日に発表される。
投票の初日に、報道陣は福島県の小学校の教室を訪れた。6年生がオリンピックについて学び、公式マスコットが何をするのかについても学んだ。それから候補の3組を紹介され、どのペアに投票すべきか話し合いをした。
「選ぶことができるので、東京オリンピックの一部として関わっているという感じがする」と生徒の青木紗蘭さん(12)は述べた。「私たちにはこのような貴重な機会はもうないかもしれないので、クラスとして自分たちの意見を聞いてもらうために懸命に考えた」。