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2017年12月22日号掲載の記事(ST編集部訳) print 印刷用に全て表示
Science & Health

Supersize black hole, farthest ever, spotted (p. 6)

130億年以上前に誕生のブラックホール発見

天文学者は、創世の夜明けの頃にほぼさかのぼる超巨大ブラックホールを発見した。これまでに見つかった中で最も遠いブラックホールだ。

カーネギー研究所のEduardo Banados氏が率いる研究チームは、『ネイチャー』誌に12月6日、このブラックホールはビッグバンの6億9000万年前後にさかのぼるクエーサーと呼ばれる極めて遠く大きな天体の中にあると報告した。それはつまり、このクエーサーからの光が私たちの方向に向かって130億年以上進んできているということだ。Banados氏は、クエーサーは、現在の宇宙の年齢のわずか5%だった頃の宇宙の初期の状態を表してくれていると語った。Banados氏によれば、それは現在50歳の人の、2歳半のときの写真を見るようなものだという。

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