エジプト当局は12月9日、20年前にルクソールで発見されてまだ完全には調査されていなかった2つの墓から見つかった人工物と、リネンに包まれた、高位の役人と思われるミイラ1体を公開した。エジプト考古省は、ルクソール西部にある墓は1990年代にドイツの考古学者フレデリカ・カンプ氏が発見し、未発掘だったか、まだ1度も誰も中に入ったことはなかったと述べた。ミイラと共に、エジプト第17王朝の末期か第18王朝の初期の頃のものと思われる色が塗られた木製の埋葬用マスクと数百個の彫刻像を考古学者が発見したと考古省は述べた。