科学者によって発見された、あひるのようなくちばしで、ワニのような歯を持ち、首は白鳥のようで、鋭い爪の新種の恐竜は、ペンギンのようなヒレもあり、ダチョウのように歩き、泳ぐこともできた。二足歩行の肉食恐竜で水泳能力が示されたのはこれが初めてだ。この小さな生き物は、身長わずか約45センチで、現在のモンゴルを7500万年前に歩き回っていた。この生物の丸まった完全ながい骨が砂岩の中で見つかった。「たいへん奇妙な動物だ」とチェコ共和国パラツキー大学の古生物学者Dennis Voeten氏は語った。「私たちが他の生物群から知っているものとは違う部分がこの小さな動物には組み合わさっている」。