「ST」は紙名を新たに「Alpha」として2018年6月29日より新創刊しました。 Alpha以降の全訳はこちら
「ST」は紙名を新たに「Alpha」として2018年6月29日より新創刊しました。 Alpha以降の全訳はこちら

記事全訳

2017年12月29日&2018年1月5日合併号掲載の記事(ST編集部訳) print 印刷用に全て表示
Easy Reading

European Parliament allows adding phosphates to kebabs (p. 3)

欧州のケバブ、存続の危機回避

ヨーロッパ各地のケバブ販売店は、ヨーロッパ議会で議員らが12月13日、冷凍ケバブに使われるリン酸塩の使用を許可した後、ほっと胸をなでおろしている。採決では、健康に対する影響を懸念している反対派を賛成派の票が上回った。

リン酸塩は肉をジューシーに保つ働きがあり、冷凍ケバブに一般的に添加されている。しかし、EUは多くの食肉についてリン酸塩を禁止している。この食肉にはケバブも含まれる。

この禁止には特定のソーセージなどの例外が認められている。欧州委員会は、12月13日の投票で冷凍ケバブに新たな例外を作り出したいという意志を示した。反対派は、リン酸塩は骨に損傷を与える可能性があり、心疾患につながる恐れもあると述べている。反対派はそうした例外に反対票を投じた。

しかし、健康に対するリスクはないと述べ、冷凍ケバブを禁止食肉リストに残したままにしておくと、数千人の仕事を犠牲にしうると主張する人もいる。そうした人々は例外を作り出すほうに賛成票を投じた。

例外への反対派は、議会で376票必要だったが、3票足りなかった。

Top News
Easy Reading
National News
World News
This Week's OMG!
Essay

サイト内検索

2018年6月29日号    試読・購読   デジタル版
目からウロコの英文ライティング

読者の声投稿フォーム
バックナンバー