ソチ・オリンピックの金メダリストである羽生結弦は、足首のケガの治療を受けているが、平昌オリンピックへの出場権を得た3人の男性フィギュアスケート選手のうちの1人となり、宇野昌磨と田中刑事とともに日本代表になったと、日本スケート連盟(JSF)が12月24日に発表した。
JSFは、武蔵野の森総合スポーツプラザで4日にわたり開かれた全国選手権の最終日に、宇野が田中に大差をつけて男子のタイトルを守った後、この発表をした。
羽生は1月に台北で開かれる四大陸フィギュアスケート選手権を欠場するが、ジャンプを除いて氷の上での練習を再開したと、連盟の小林芳子部長は語った。羽生は11月初めに負傷して以来競技に参加していないものの、昨シーズンの世界選手権での勝利やその他の基準に基づいて、JSAが2月9日から25日まで開かれる冬季五輪への羽生の出場を決めた。
「オリンピックまでの時間を考えると、JSFは彼が復帰できると考えている。日本のエースとして若い選手を引っ張ってくれると期待している」と小林部長は述べた。
4回の全国優勝経験を持つ宮原知子と坂本花織が女子種目で日本代表となる。