インドネシアのセンザンコウは、この極めて絶滅の危機に瀕している動物(センザンコウのこと)の年間数千匹規模の違法取引により絶滅の危機にあることが、ある調査で12月21日に示された。35,000匹以上のセンザンコウ―アリを食べるおとなしい哺乳類で、厚いうろこがある―が、2010年から2015年の間にインドネシア当局によって押収されており、違法取引の規模を明るみに出していると、野生動物の取引を監視する団体「トラフィック」の調査は述べた。
アフリカと東南アジアの一部に固有のセンザンコウは、中国とベトナムで食べられる珍味または伝統薬の原料として珍重されていて、世界で最も違法に取引されている哺乳類となっている。