エルビス・プレスリーのそっくりさんとファン向けのパーティがシドニーのセントラル鉄道の終着駅で始まった。1956年のエルビスの曲『I Was the One』がプラットフォームで流れ、「エルビス・エクスプレス」「ブルー・スウェード・エクスプレス(ヒット曲Blue Suede Shoesにちなむ)」に参加者らは乗り込んだ。この電車は、シドニーから西へ約357キロのニューサウスウェールズの町パークス行きだ。
この町では毎年、亡くなったロックの王(エルビス・プレスリーのこと)をたたえる祭りを開いている。主催者は今年の祭りに25,000人ほどの参加を見込んでいる。祭りでの多くの催しには、パレードやエルビス・ラグビー・マッチなどが含まれている。アンソニー・ペトルッチさんがそっくりさんコンテストで優勝し、8月にテネシー州メンフィスで開かれる世界準決勝大会にオーストラリア代表として出場する。
「エルビス・プレスリーのファン全員にとって絶対に必要なことだ」と、協力アーティストのキングスリー・ロックさんは語った。「大規模なパーティの1つであるだけでなく、ここに来ている誰もがエルビスを愛しているんだから、毎年戻ってきたくもなるものでしょう」と彼は述べた。