日本でもトップクラスのカヌー・スプリント選手の1人が、年下の競争相手の飲み物にたんぱく同化ステロイドをこっそり混ぜて飲ませ、彼をドーピング検査で失格にさせたことで、8年間の競技出場資格停止処分となったと、日本アンチ・ドーピング機構が1月9日に発表した。
この事件は、昨年9月に石川県小松市で開かれたカヌー・スプリントの日本選手権で起こったと、日本カヌー連盟は述べている。
ドーピング検査で小松正治(25)が失格になった後、鈴木康大(32)が小松の飲み物に薬物を混入させたことを認めた。伝えられるところによると、警察はこの事件について捜査しているという。