定期的に夜勤シフトで働く欧州と北米の女性は、日中に働く女性と比べてがんにかかるリスクが19%高くなる可能性があると、1月8日にある研究が発表した。
オーストラリアとアジアでは夜勤シフトで働く女性の間ではこうしたリスクの増大は明らかではなかったと、『Cancer Epidemiology, Biomarkers and Prevention(がんの疫学・生体指標・予防)』に発表されたメタ分析は伝えている。
「我々の研究は、夜勤シフトの仕事が女性のがん一般の危険因子として作用しているということを示している」と、論文の著者で、中国・成都市にある四川大学・華西医学センターのがん専門医ジンライ・マー氏は述べた。