日本の伝統的なカードゲーム「カルタ」と感染症には共通点がない―それともあるだろうか? 公衆衛生学の教授がこの2つを融合させ、その結果は伝染する面白さになるだろうと考えている。
岡田晴恵教授は栃木県の白鴎大学で教えている。数年前、感染症について人々にもっと勉強してもらう方法を見つけたいと思っていた。感染症に関するカルタのゲームと作るアイデアを思いついた。カルタ一組を作るのに3年かかった。
「感染症に関する一種の辞典になるように、このカルタ全体を作りました」と岡田教授は語った。
絵札と読み札には、おたふく風邪やエボラ熱など死につながることもある病気を含めた46種類の病気についてイラストと文章がある。このゲームは、小学生から大人まで全ての年齢の人が遊べる。
岡田教授はこのカルタが楽しくすぐに広がってくれることを期待している。