エミレーツ航空は1月18日、エアバス「A380」を最大36機購入する契約を発表した。購入金額は、カタログ価格で160億ドル(1兆8000億円)に相当する。世界最大の旅客ジェット機を生産中止の窮地から救い出し、少なくともあと10年はその未来を確かなものにした。
このヨーロッパの飛行機メーカー(エアバスのこと)は、エミレーツ航空は2階建ての超大型機を20機暫定的に発注し、さらに16機の追加発注の選択肢もつけた。納入は2020年に開始される予定だ。
この契約合意は、運行し始めてわずか10年にしかならない売れ行きの悪い飛行機(エアバスのA380のこと)に生命線を与え、海外で最も目立つヨーロッパ工業の象徴の1つを救うことになる。