サンゴ礁が海中でプラスチックごみに接触すると、病気になるリスクが飛躍的に上昇すると、1月25日に発表された国際的な研究が発表した。研究者らは、『サイエンス』誌に掲載した研究のため、インドネシア、オーストラリア、ミャンマー、タイで159のサンゴ礁の12万個以上のサンゴ―プラスチックに汚染されているものもあれば、汚染されていないものもある―を調査した。「プラスチックに接触すると、サンゴが病気になる確率は4%から89%に上昇することがわかった」と、論文の筆頭執筆者で、オーストラリアのジェームズクック大学オーストラリア研究会議サンゴ礁研究チームのジョリア・ラム氏は語った。