プレッシャーを感じると、ピザやチョコレートをガツガツ食べたくなる? それはあなたのせいではないかもしれないと、炭水化物を欲しがらせる脳の神経細胞を見つけ出した研究者らは述べている。
日本の生理学研究所の研究チームは、社会的なストレスに反応することが知られている特定の神経細胞を活性化させると、マウスにおいて炭水化物に対する欲求が増加することを発見した。
神経細胞が活性化したげっ歯類は、通常の状態のマウスよりも3倍多い割合で炭水化物の多い食品を食べた。高脂肪の食品の摂取量はおよそ半分に減ったということも、この研究で明らかになった。