日本には、ロボットのバリスタが入れて提供するコーヒーを顧客が楽しめる新しいカフェがある。ロボットのおかげで、カフェには人間が1人しかいない。
そのロボットは「Sawyer」という名前で、2月1日に東京の渋谷の「変なカフェ」でデビューした。その店の名前は、日本語で「変わったカフェ」という意味だ。
このロボットには腕が1本ある。自動販売機で購入されたチケットをスキャンして、顧客に挨拶をする。
「おいしいコーヒーはいかがですか」とSawyerは人工的な棒読みの声で尋ねる。「そのへんの人間よりもおいしいコーヒーを入れられます」。
数人の従業員の代わりに、カフェを運営している人間はたった1人だけだ。
Sawyerは、コーヒー豆を挽き、紙コップの上のフィルターに入れ、お湯を注ぐ。一度に最大で5人まで入れることができる。コーヒーは1杯320円だ。顧客は並んでいる間に、携帯電話で写真を撮っていた。