フランスのボルドー地方のワイン生産量は2017年に40%縮小したと、ボルドーワイン委員会が1月31日に発表した。深刻な霜害により収穫高が低下したためだが、にもかかわらず良いビンテージの年だった。
「2017年の総収穫量は3億5000万リットルで、2016年より40%減少した」と委員会は述べ、サン=テミリオンのぶどう畑が最も深刻な影響を受けたと付け加えた。
フランス最大のワイン生産地域で収量が80〜90%落ちたシャトー(ワイン醸造所)もあったが、全く被害を受けなかったシャトーもあったと、委員会は述べた。
最終的な数値は、今月発表される。