いなごの大発生で、今年のワールドカップスタジアムのフィールドが台無しになりうると、ロシア政府が1月31日に発表した。
いなごは多くの場合、ロシア南部の作物を食べ、農業省で植物の保護を監督している人物は、いなごはスタジアムにも襲いかかる可能性があると述べた。
「我々は多かれ少なかれ、いなごへの対処方法は学んだが、今年はいなごが世界的な事件になってしまうのではないかと危惧している」と、Pyotr Chekmaryov氏は国営通信社が報じたコメントの中で述べた。「いなごは植物がたくさんある場所を好む。サッカーが行なわれているところへいなごが飛来したらどうなるだろうか?」
Chekmaryov氏は、特に心配な地域としてヴォルゴグラードを挙げた。
ヴォルゴグラードでのグループ試合には、イングランド対チュニジア、ポーランド対日本の試合などがある。
Chekmaryov氏は、農業の専門家が集まる会議で演説し、ロシアの人々が「国際社会を前に面目を失わない」ようにすることは「我々の責任だ」と述べた。