羽生結弦は2月17日の男子シングルで、数回のミスをにもかかわらず、金メダルを獲得した。ミス以外は魅惑的なプログラムで、66年ぶりにオリンピックで連覇を果たし、平昌オリンピックで日本に初の金メダルをもたらした男子スケート選手になった。
韓国の江陵アイスアリーナに集まった大勢の興奮気味のサポーターの前で滑り、この23歳の人(羽生のこと)は四回転トーループとトリプルルッツでステップアウトした。しかし、こうしたミスによって、昨年11月に足首を負傷した後トレーニングが数週間空いたにもかかわらず、金メダルに値する演技ができなくなることはなかった。
2度の世界チャンピオン(羽生のこと)は、宇野昌磨よりも総得点で11ポイントほど上で終えた。日本の選手が冬のオリンピックで表彰台の上位2位を占めたのは1972年以来だった。
「ここに到達するのは本当に大変でした」と、羽生は語った。「スケートができなかった時期があったので、たくさん計画をして、戦略について考えることができました」。
日本は羽生の勝利に喜びを爆発させた。男性のフィギュアスケート選手がオリンピックタイトルを保持したのは、1952年のアメリカのディック・バトン以来、初めてだった。羽生の勝利から90分以内に「羽生くん」―親しみを込めた呼び名を使って―というハッシュタグが110万回ツイートされ、トレンド世界1位となった。