日本のカーリング女子の信じがたい試合ぶりは、2月24日、韓国の江陵カーリングセンターで開かれた平昌オリンピックの銅メダルをかけた試合で、イギリスに5対3で勝利して終わった。
今回の勝利で、日本のスキップである藤澤五月をはじめとするチームは、スウェーデンに勝利したトーナメントを締めくくった。スウェーデンは2010年に金メダル、2014年に銀メダルを獲得している。カーリング女子で日本初のメダルを獲得し、受賞台へ歩きながら、選手たちは国民の心をつかんだ。
「最後のショットがあまりよくなかった。『ああ、負けるな』と思った。でも、最後に相手がミスをした。信じられない。今でも信じられない」と、藤澤は語った。藤澤は、最後に放ったショットが日本のストーンに通りがかりにぶつかって、目標に届かなかった。
イギリスのスキップのイブ・ミュアヘッドは、後半の数々のミスに悔いが残るだろう。最後から2番目のエンドで、相手のストーンを外に出すことに失敗し、チームにとってかなりの痛手となった。
「対戦相手は、守りの試合をしていた」と藤澤は述べた。「それで、コーチがハーフタイムに、そのリズムに飲まれてはいけない、攻めの姿勢を保つようにと言った。それが役立って、9回目であの得点を出せたのだと思う」。
「最初のエンドから、忍耐強くある必要があると思った。試合は2時間半続いたが、本当に速く過ぎた感じがする」と、日本のリードの吉田夕梨花は語った。