ロンドンで新たに始まった展示会では、北朝鮮がグラフィックデザインで国のプロパガンダを広げる方法にスポットライトを当てている。『北朝鮮製:朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)からの日々のグラフィック』展は、政府のプロパガンダを載せたポスターやまんが、切手などの品々を取り上げている。
北朝鮮は公式には自身を「朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)」と呼んでいる。
ロンドンの「ハウス・オブ・イラストレーション」ギャラリーに展示されている品々は、北京を拠点とする北朝鮮への旅行専門ツアー会社を創設したニコラス・ボナー氏のコレクションに由来する。
ボナー氏は、デザインはほとんどの人が理解していない国に対する窓となると述べた。「我々は北朝鮮のことを理解していない。北朝鮮は極めて複雑な国である。我々は、北朝鮮を部分的には知っているが、まさに黒か白かの見方をしているので、これらは北朝鮮を理解しはじめるための要素の一部になると思う」と語る。展示会は5月13日まで開催される。