日本政府は2月23日、韓国による福島県産の水産物の輸入禁止に対する世界貿易機関(WTO)の判決を歓迎した。
2011年の原発事故の影響を受けた都道府県―福島県、宮城県、岩手県を含む―で水揚げされた水産物全てに対する韓国の輸入禁止は、WTOの紛争処理小委員会に提訴されていた。
この委員会は2月22日、この輸入禁止は当初は正当なものとされたが、現在はあるべき状態よりも貿易を規制しすぎていると述べた。輸入禁止は解除されるべきだと委員会は勧告した。
韓国政府は、この判決を不服として上訴すると述べている。