この夏、長崎市にあるハウステンボスのテーマパークを訪れる人々は、水上に浮かぶ未来的なホテルで旅をすることができる。移動式水上ホテルの2体が3月6日に報道関係者に一足早く公開された。
球体1体につき、3人まで宿泊できる。内部にはソファーベッドとトイレとシャワーが備え付けられている。階段を登ると外の展望台につながっている。
テーマパーク運営会社のハウステンボスは、この球体の試験運用を今月開始し、本格的な利用開始は夏を視野に入れている。同社では、球体をテーマパークと近くの島の間を船で引いて移動することも計画している。
同社が計画しているプログラムでは、利用者はハウステンボスリゾートでチェックインをする。それから、この球体に乗って、西海市の近くの大村湾にある無人島へ移動する。同社は、利用者が拡張現実のゲームで恐竜と戦うことができる施設を島にオープンする予定だ。