鈴木イチローは、シアトル・マリナーズに戻ってきたからには、しばらくいたいと考えている。
「50歳になるまで試合を続けたいというのを誰もが耳にしていると思います」と鈴木は通訳を通じて語った。「でも、私はいつも最低でも50歳まではと言っていることを、皆さんに確実に理解していただきたいです」。
この44歳の外野手(鈴木のこと)は3月7日に、1年間で75万ドル(7980万円)の契約をして、元いたチーム(マリナーズのこと)に再び加わった。
「日本に戻るオフシーズンにも、シアトルにいつも戻ってきました。ここは私のホームだった…いつもホームであり続けていました」と、鈴木は述べた。「どこか心の奥の方で、戻ってきたこのユニホームをもう一度着たいと思っていました」。
鈴木は、2001年にシアトル・マリナーズにいたとき、アメリカンリーグ最優秀選手と最優秀新人選手になった。彼は、2012年のシーズン中にニューヨーク・ヤンキースにトレードされ、3年間マイアミで過ごした。
鈴木は、通算打率が.312、3080安打の記録を持つ。これには日本での合計1278安打を含まない。彼は昨年、マーリンズに所属して、136試合に出場し、打率は.255、出塁率は.318だった。
マリナーズのゼネラルマネージャー、ジェリー・ディポート氏は、チームの外野手のケガの状況に懸念が高まり、鈴木の復帰に関する話し合いが最近強まっていたと述べた。
「イチローをホームに戻す契約をまとめるのはそんなに長くはかからなかった」とディポート氏は述べた。