南アメリカの国であるボリビアは内陸国だ。海軍を持っているが、海へのアクセスは持たない。そのため、海へのアクセスを得るために戦っており、ボリビアの最新の武器は、約200キロの長さの旗だ。
明るい青色の旗が3月10日に広げられた。何万人ものボリビア人が旗を持ち、旗はアンデス山脈の幹線道路沿いに長いリボンのように広がった。「海洋へのアクセス権を再び主張する旗」と呼ばれるこの旗は、オルロからアパチェタの町の間に広げられた。
同国は、オランダのハーグにある国際司法裁判所に訴えている。弁護士らは、ボリビアは隣国のチリの太平洋岸沿いへのアクセスを持つべきだと述べている。ボリビアは、太平洋へのアクセスにより、天然ガスと鉱物資源の輸出を強化できると期待している。
「我々の目的は、正当で、合理的で、しっかりとしたものだ」と、エボ・モラレス大統領はヘリコプターで旗を振った後で語った。