ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は3月19日、選挙での自己最高の勝利に浸り、欧米との関係が敵対する方向にある時期に、さらに6年間、世界最大の国(ロシアのこと)を統治することとなった。
今回の勝利により、プーチン大統領の政治的なロシア支配は、2024年まで4分の1世紀近く続くこととなり、プーチン大統領は、ソビエト連邦時代の独裁者ヨセフ・スターリン以降、最長期間の統治者となる。任期の終わりには71歳となるプーチン大統領は、欧米諸国に対するロシアの防衛を強化し、生活水準を高めると約束した。
疑われることのなかった結果で、中央選挙管理委員会は、ほぼ100%の投票を数え、1999年以来、大統領または首相としてロシアを運営してきたプーチン大統領が76.68%の票を獲得したと発表した。
5600万票以上を獲得し、プーチン大統領の自己最高の勝利かつ、ソビエト時代後のロシアの指導者で最大の勝利となった。
赤の広場付近で夜遅くに行なわれた勝利演説で、プーチン大統領は歓声を上げる群衆に、今回の勝利は、自分が厳しい状況の中で達成してきたことへの信任の票だと語った。
「この結束を維持することがとても重要だ」とプーチン大統領は述べた後、「ロシア! ロシア!」と繰り返し唱える群衆を率いた。