フロリダ州の学校での銃乱射事件が起こった学校の生徒たちに行動するよう呼びかけられ、数十万人の10代の若者たちとその支援者たちが3月24日、ベトナム戦争時代以降、若者による最大の抗議行動の1つで、銃規制を訴えるデモのために、アメリカの首都や全米の都市に集まった。
「本当にそばで聞いてみれば、権力を握っている人たちが震えているのが聞こえる」と、事件が起こった学校の生徒で、このムーブメントのリーダーの1人として現れたデービッド・ホッグさんは、ワシントンでの集会『March For Our Lives(私たちの命のための行進)』に集まったデモ参加者のざわめく群衆に述べた。
彼はこう警告した:「私たちは銃規制反対のロビー団体のことばかり気にかけている公職者たちを追放する」。
「選挙で追放!」と唱え、「私たちが変化だ」「沈黙は終わり」「NRA(全米ライフル協会)からの資金を政治に入れるな」などと書かれた看板を持って、デモ参加者らは、国会議事堂とホワイトハウスの間にあるペンシルベニア通りに詰めかけた。
大規模な集会が、ボストンやニューヨーク、シカゴ、ヒューストン、パークランド、フロリダなどの都市や、2月14日にマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で起こった襲撃の現場でも展開した。この事件では17人が亡くなった。
デモ参加者らは繰り返し、学校で撃たれるのではないかと心配していること、銃乱射事件が連続して起こった後にも大人たちが行動しないことにうんざりしていることについて、不満を述べた。
日本のレゴ愛好家は今、レゴホテルに宿泊でき、ホテル内の水族館を訪れることができる。レゴランドジャパンホテルは、名古屋の遊園地レゴランドに隣接する。
このホテルには客室が252室ある。部屋には、海賊やレゴフレンズの王国など、さまざまなテーマがある。1階には子どもたちがレゴのブロックで遊べるスペースがある。ホテルの正式オープンは4月28日で、部屋の料金は朝食付きで31,000円からだ。しかし、正式オープンの前に部屋を割引価格で予約できる。
レゴランドジャパンホテルの1階と2階には、サメやカクレクマノミなど、150種類の海の生き物がいる水族館シーライフ名古屋が入っている。レゴランドの運営会社によると、水族館のオープンは4月15日になるという。
「あらゆる家族連れのお客様にお越しいただき、楽しんでいただけるリゾートを建設することができました」と、同社のトーベン・イェンセン社長は3月22日に報道陣に語った。
バーガーがフランスを乗っ取っている。昨年、フレンチスタイルのサンドイッチよりもバーガーを食べる人のほうが初めて多くなったと、3月下旬にある調査が示した。
コンサルティング会社ジラ・コンセイユの調査によると、フランス人は昨年、約14億6000万個のハンバーガーを食べ、これは10年前の14倍だったという。フレンチスタイルのジャンボンブールサンドイッチは、12億2000万個しか食べていなかった。ジャンボンブールサンドイッチは、バゲットを切り開き、バターとスライスハムを詰めて作られる。
「ジャンボンブールはフランスの伝統だ」とジラ・コンセイユのディレクター・ベルナール・ブーブール氏は述べた。「しかし、フランス人は今ではバーガーに夢中だ」、ミシュランで星を獲得したレストランでさえも、「バーガーはどこでも見かけられる」と、ブーブール氏は語った。
フランスの80%のレストランには少なくとも1つはバーガーのメニューがあると、ブーブール氏は述べた。しかし、バーガーには高品質の肉とパンが使われていることが多い。
「我々はバーガーをかなりフランス流の商品にしている」。
約500万人の年金受給者の個人情報の入力を委託された東京の情報処理会社が、その業務の一部を中国の企業に再委託していた―委託契約では再委託を禁止していたにもかかわらず―ことが、3月20日に明らかになった。
3月上旬に、厚生労働省の職員は、データ入力の誤りが原因の一部となり、130万人の人々が2月に本来受け取る権利のある年金よりも少ない額しか受け取れなかったことを明らかにした。
日本年金機構は、年金が少なく支給された問題について、中国の企業がどう関与していたかを調査していると発表した。
政府の推定で3月20日、日本の高齢者人口の約半数を75歳以上の人々が占めることが示された。
3月1日時点での総務省の人口推計(概算値)によると、この年齢層の人口は、1770万人と推定され、65歳から74歳までの人口を初めて上回ったという。65歳から74歳までの人口は、1764万人だった。
75歳以上の人々は、1億2652万人の人口のうち、14%を占め、男性が693万人、女性が1077万人だったとこのデータは示している。
マラソン選手の川内優輝は3月25日、2時間20分以内に完走したマラソンの数が世界最高となり、故郷の埼玉県でギネス世界記録の認定証を受け取った。
「とてもうれしいが、これはまだ通過点だ」と川内は述べた。川内は2時間20分以下で78回マラソンを完走している。「これから、100回(2時間20分以下での完走)達成を目指して、百戦錬磨の川内と呼ばれることを目標にする」。
川内(31)は、埼玉県の公務員としてフルタイムで勤務している。川内は1年に10回前後、マラソンに参加する。
長野県にある阿弥陀岳の南稜の登山中に起こった3月25日の滑落事故で3人の登山客が死亡し、ほか4人が負傷したと、警察は発表した。
この事故は、ほかの登山客が午前8時35分頃に警察に連絡をして発覚した。
当局によると、7人は関西方面からの同じグループに所属していたという。事故が起きたとき、彼らは安全ロープで、互いに結び付けられた状態で、標高2,805メートルの頂上に向かって進んでいた。
報じられるところによると、先頭の登山者が通路から滑落したという。
アメリカは3月26日、ロシア政府に責任があるとされるイギリスでの元ロシア人スパイに対する神経剤による攻撃を受けて、ヨーロッパ中の政府がロシア政府に制裁を与えることに加わり、60人のロシア外交官を追放すると発表した。
イギリスのテリーザ・メイ首相は、EU内の14カ国を含む18カ国がロシア外交官を追放する予定だと発表していると述べた。
大規模な国外追放は、イギリスとの結束を示すものだ。3月27日に、日本はロシアによる化学兵器の使用を「容認できない」と述べた。
中国の国営メディア新華通信によると、中国の習近平国家主席は3月28日に北京で行なわれた非公式の会談中に、北朝鮮の指導者・金正恩氏から、朝鮮半島を非核化する約束を勝ち取ったという。
習国家主席は、孤立している隣国(北朝鮮のこと)との友好関係を続けるという約束を返した。
これらの約束は、金氏が2011年に権力の座に就いて以来、知られている中で初めての外国訪問中に交わされた。
この訪問は、4月に韓国と、5月にアメリカと、近々行なわれる予定の金氏の首脳会談の準備だと考えられている。
ポルノ映画のスターであるストーミー・ダニエルズ氏は、2006年にあったとされるドナルド・トランプ大統領との性的な行為について黙っているように脅されていたと述べ、非常に待ち望まれていたCBSの『60ミニッツ』での3月25日のインタビューで自身の話を語った。
ダニエルズ氏は、2011年に身元不明の男がラスベガスの駐車場で彼女の前に現れ、こう言ったと語った:「トランプに構うな。話は忘れろ」。男は、ダニエルズ氏の幼い娘を見て、「かわいいお嬢ちゃんだ。ママに何かあったら大変だろう」と言ったと、ダニエルズ氏は述べた。
ダニエルズ氏は、自身の主張について証拠を提供していない。
カタルーニャ州の分離派のリーダーたちとのスペインの決戦は3月26日、ドイツの法廷に移り、カルラス・プチデモン前州政府首相は、数週間に及ぶと見られるドイツからの送還を逃れるための努力を始めた。
北部の町ノイミュンスターの裁判所は、ドイツで3月25日に逮捕されたプチデモン氏は送還手続きの期間中拘束されたままでいなければならないという判決を出した。
この裁判所は、プチデモン氏がスペインへの送還を免れやすい可能性のある別の国へ渡るのを止めるため、プチデモン氏の保釈を拒絶した。
3月21日に株主らから了承された計画によると、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、同社の株価が上がった場合だけ支払いを受ける―しかし、株価が上がれば500億ドル(5兆2000億円)以上の利益を得るという。
テスラの広報担当者は、株主が投票で今後10年間の株価・業績連動型報酬に関する提案を承認したと認めた。報酬は「完全に、時価総額や、テスラを世界で最も価値ある企業の1つにする上で節目となる業績を達成するか次第」である。
マスク氏が最高額を得るには、テスラの株価が現在の水準よりも約6000億ドル(63兆円)上の6500億ドル(68兆円)に上がらなければならない。
トイザらスは、アメリカ国内での操業停止に向けて動いている。数世代の子どもと親に広い店舗で知られているチェーン(トイザらスのこと)が幕を引こうとするなかで、約3万人の従業員の雇用が脅かされている。
アメリカ国内の740店舗の今後数ヵ月間での閉鎖によって、多額の負債と、ネット通販からモバイルゲームに至るまで、同社の事業を低迷させる過酷な潮流に屈したこのチェーン(トイザらスのこと)の破綻は終結する。AP通信が入手した録音の音声によると、デービッド・ブランドン最高経営責任者は3月21日に、従業員に対し、同社はアメリカ国内の店舗を清算すると伝えたという。
『フォーブス』誌が3月6日に発表した毎年恒例の長者番付によると、アマゾンのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は、今回は2位となったマイクロソフトの創設者ビル・ゲイツ氏からトップの座を奪い、世界一金持ちな人物となったという。
過去12ヵ月間でアマゾンの株が59%上昇したおかげで、ベゾス氏の財産は、1200億ドル(12兆円)に急上昇し、フォーブス誌に掲載されたゲイツ氏の900億ドル(9兆円)を大きく引き離した。
伝説的なアメリカの投資家ウォーレン・バフェット氏は3位にとどまり、その後にはフランスの実業家ベルナール・アルノー氏、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ氏が続いた。
ANAホールディングス傘下の格安航空会社ピーチ・アビエーションとバニラエアは3月22日、2019年度末までに統合する予定だと発表した。
2016年時点で、日本の格安航空会社による座席の50%以上を2社で合わせて有しており、今回の合併は割引市場の大幅な統合となる。
関西国際空港を拠点に運航するピーチ・アビエーションと、成田空港を拠点に運航するバニラエアは、2019年度末までに合併を完了することを目指しており、2018年度の後半から準備を開始する。
ワインスタイン・カンパニーは3月19日、共同創設者のハーベイ・ワインスタイン氏を失墜させた性暴力事件のスキャンダルを受けて、同社が生き延びるための取り組みにおける最新の展開で、破産保護を申請した。未公開株式投資会社からの買収の申し出を受けている。この事件は、ハリウッドを揺るがし、他の業界にも広がったムーブメントを引き起こした。
同社はまた、ワインスタイン氏の性暴力疑惑の被害者または目撃者が声を上げることを控えさせていた守秘義務契約も解除する。この手続きは、同社の社員に代わって同社を告訴したニューヨークの司法長官が長い間求めていた。
コカ・コーラは、日本で炭酸アルコール飲料を開発し、再びアルコール飲料の事業に参入するかもしれない。
コーク、スプライト、ファンタなどで知られるこの炭酸飲料メーカー(コカ・コーラのこと)は、日本の酒の「焼酎」と炭酸水を混ぜた缶入り飲料を試していると述べた。このアトランタを拠点とする会社(コカ・コーラのこと)は、このチューハイがいつ発売されるか、名称がどうなるかについては明らかにしなかった。
コカ・コーラ・ジャパンのホルヘ・ガルドゥニョ社長は、「日本でのチューハイの文化は今なおとても独自で特別である」ため、チューハイは日本国内でのみ販売されると、同社のウェブサイトで述べた。
反対の証拠があるにもかかわらず、男性1人に彼は公式には死亡していたとルーマニアの裁判所が告げた数日後、別の裁判所が、本当に死亡した他の男性は運転免許を返却してもらうことができると宣言した。
北部の都市ヤシの裁判所は3月22日、バレリアン・バシリウさんは運転免許を返してもらい、スピード違反で支払った罰金の払い戻しを受けるべきだと認めた。バシリウさんは、2017年3月に罰金を科され、一時的に免許を失っていたが、その処罰について裁判所で訴え、暫定的な判決を勝ち取った。
彼は10月に亡くなったが、警察はその判決を認めず、控訴した。警察は3月に敗訴した。
数日前のほぼ反対の状況では、公式に死亡が宣言されていたルーマニアの男性が、死亡証明書を無効としてもらう試みで敗訴した。
63歳の料理人であるコンスタンティン・レリウさんは、1月にトルコから戻ると、妻が彼の死亡を宣言していたことを知った。レリウさんは死亡証明書を覆そうとしたが、彼の訴えは、要請の申請が「あまりに遅く」申請されたためという理由で却下された。
タクシーに乗るとき、私は多くは望まない。運転手が道を知っていることと、連続殺人犯ではないことを望むだけだ。しかし、タクシーの運転手からは常に学ぶことがあるとも思っている。
ニュージーランドで、深夜にタクシーで帰る途中に運転手と話していたとき、彼女が高校時代の旧友の母親であることに気がついた。彼女の娘の友人たちが家に押しかけたときに彼女がいつも用意してくれたおいしいセルビアのチーズパンの話で盛り上がった。彼女は2人の子どもたちを1人で育てるためにニュージーランドに移住しなければならなくなる前は、素晴らしい科学者だった。私は彼女のたくましさに感銘を受けた。
もう一つ記憶に残っている乗車体験は、大阪で極めておしゃべりな運転手のタクシーに乗ったときのことだ。日本語が少ししかできなかったのであまり話すつもりではなかった。しかし、運転手はそのつもりだった。1つの長い文章だと思われた話の中で、彼は政府や経済、(もしかすると)税のことについて話した。私は彼が言っていたことの10%くらいしか理解できなかったが、無礼に映りたくはなかった。それで彼が笑ったときに笑い、文の最後で「でしょう?」というようなことを言っているのが聞こえたときは積極的にうなずいた。彼は、私がどの分野の日本語をもっと勉強する必要があるかを気づかせてくれた。
それから、50代後半のタクシーの運転手もいた。いつも愛媛のある場所で教えた後で、彼の車に乗った。彼は愛想はないが、実はかなり気さくで、元々は大阪出身だった。私たちは官僚制への不満を言い合い、日本語の敬語や謙遜語がいかに人々を互いに知り合いにくくしているかについて語り合った。その年代の日本人男性と私には何も共通点がないと考えていたのは誤りだったと、彼は気づかせてくれた。
最近、私は神戸の工業地帯からタクシーに乗っている。5分の短い乗車で、運転手のほとんどは黙っている。しかし、1人の運転手はいつもにこにこしている。彼は元気いっぱいで、いつも明るく「ミス・サマンサ!」とあいさつしてくれる。私たちの最初の会話はドーピング問題についてだった。前に彼は「春が来ました!」と生き生きとアナウンスしていた。たった5分でも、誰かの一日を明るくする時間はいつだってあるということを、彼は気づかせてくれた。
たぶん、世界中の都市で運転手のいないタクシーが導入されるまでそれほど長くはかからないだろう。多言語に対応し、内蔵の情報システムを搭載している。さらに便利になるようにも思えるが、失われるものは何だろうか? こうした運転手のいないタクシーは、インスピレーションを与えてくれる人々と私を再びつなぐことができるだろうか? 人生の教訓を与えてくれるだろうか? 乗客に自身のことや世界のことに目を向けさせてくれるだろうか?
それはかなり疑わしく思っている。人間のタクシー運転手は、目的地まで常に道を知っているわけではないかもしれない。しかし、私の経験では、彼らはいつも、あなたが今人生においてどこにいるか、どこへ向かっている可能性があるかを示すことができる。