バーガーがフランスを乗っ取っている。昨年、フレンチスタイルのサンドイッチよりもバーガーを食べる人のほうが初めて多くなったと、3月下旬にある調査が示した。
コンサルティング会社ジラ・コンセイユの調査によると、フランス人は昨年、約14億6000万個のハンバーガーを食べ、これは10年前の14倍だったという。フレンチスタイルのジャンボンブールサンドイッチは、12億2000万個しか食べていなかった。ジャンボンブールサンドイッチは、バゲットを切り開き、バターとスライスハムを詰めて作られる。
「ジャンボンブールはフランスの伝統だ」とジラ・コンセイユのディレクター・ベルナール・ブーブール氏は述べた。「しかし、フランス人は今ではバーガーに夢中だ」、ミシュランで星を獲得したレストランでさえも、「バーガーはどこでも見かけられる」と、ブーブール氏は語った。
フランスの80%のレストランには少なくとも1つはバーガーのメニューがあると、ブーブール氏は述べた。しかし、バーガーには高品質の肉とパンが使われていることが多い。
「我々はバーガーをかなりフランス流の商品にしている」。